僕は、童貞である。
なぜならば、これまでに彼女がいたことがなく、そういうことをした経験がないからだ。
彼女がいなかったというより、むしろ、彼女をつくる気にならなかったという方が正しい。
彼女がいることで面倒なことが色々と発生するだろうが、それがどうしても、面倒くさいと考えていたからだ。
デート代、プレゼント代、その他諸々・・・。
考えたらキリがないでしょう(笑)
だけど、最近になって、童貞卒業をしたいと思うようになった僕。
そこで、童貞卒業をする為に、とある出会い系サイトにアクセスをしてみることにしたのだった。
僕が利用したのは、実際に出会えるということで評判があるあの出会い系サイト。
セフレ 童貞
会員数が多く、出会える確率が高くなるだろう、と予測していたことも利用したきっかけだ。
そこには掲示板が設置されているので、書き込みをして返信を待つだけで良い。
僕も書き込みをしたわけだが、すぐに返事が返ってきた!
具体的には、このような書き込みをした僕。
「はじめまして。僕は童貞ですが、最近、卒業をしたいと思うようになりました。そこで、僕の童貞卒業のお手伝いをして下さる女性を募集することにしました。まずは、お茶からでもいかがでしょうか?あなたからのメールをお待ちしています。」とね。
そこで縁があった女性が、K子さんだった。
彼女と会って話をしていくうちに、実はかつて彼女自身も僕と同じように、初体験の相手を出会い系サイトの中で探していたということがわかった。